TALK&EAT!世界の在来種をめぐる取材旅レポート

11月22日木曜日、 べにや長谷川商店・長谷川清美さんが、

今年の7-9月末にめぐった在来種の農村についてお話ししていただきました。

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 今回訪問したのは、10カ国!(累計、なんと58カ国!)

なかには、世界最悪の犯罪都市 サンペドロスラ市(殺人率世界1らしい)のある

ホンジュラス共和国もあるというのだから驚きです。

長谷川さんは、豆を入り口に

郷土料理や家庭料理、人々の暮らしをリサーチ。

大学などの専門施設を訪れたり、マルシェに足を運んだり、

ごくふつうの一般家庭の台所で料理を見学したり・・・。

さらに、トイレ事情も詳しく、

便の活用についても国それぞれで異なることも教えてくださいました。

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こちらは、今回見つけた豆。

・・・・今年の7-9月めぐった国・・・・・・・・・・・・・・・

ルーマニア、ウクライナ、チュニジア、エチオピア、 ガーナ、

スペイン、ホンジュラス共和国、 コスタリカ、ペルー、アメリカ合衆国

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西アフリカの豆、バンバラビーンをゆでたもの。

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これは、じゃがいも澱粉と前川金時(北海道の在来種)を混ぜたもの。

フライパンで焼くと・・・。

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道東農家のおやつ「ばたばた焼き」に。ほのかに甘い、もちもち食感。

ひとくち食べると、やみつきに!

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人だかりができているのは・・・

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ポッピングビーン!

こちらは、アンデス山脈にあるクスコ(ペルー)近郊の

農家で栽培される豆・ヌーニャを調理したもの。

炒ると、ポップコーンのようにはじける不思議な豆です。

天然岩からとった炭酸カルシウムの炭酸塩を混ぜて炒ることで、

豆にじんわり熱が入っていくそう。

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長谷川さんが奔走して見つけた、在来種を含む国内の豆。

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博識でユーモアたっぷりの長谷川さん。

ファンの方は、イベント終了後もたのしそうに交流されていました。

 

 

次回は、

張子でクリスマスの準備をしよう

#空き地の学校vol.6開催です。(12/1開催)

 

 

先生の紹介

◆べにや長谷川商店

脈々と受け継がれてきた在来種の豆。そして、手間のかかる在来種を育てることで紡がれてきた人々の営み。べにや長谷川商店は、在来種の豆を守り継ぐことで、それに派生する地縁共同体のような地域の人々の関係性もつないでいきたいと考えています。そのため、販売はもちろん、農家に寄り添い栽培計画をアドバイスしたり、生き字引のような生産者のもとに赴いてリサーチしたりワークショップを開いたり…。さらに、畑のオーナー制度の運営、執筆・出版、料理教室など在来種の豆をつないでいくための幅広い活動を根気強く続けています。ほとんど資料がなく約100年の地道な聞き取りから集められたストーリー性のある豊かな豆を普及する活動を精力的に行なっています。

http://local-resource.net/shoplist_post/shop04

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 ◆在来種の豆とは?
耐寒性や耐病性、収穫量アップなど人為的に品種改良されたものを育成種、農家が自家採種をして代々受け継がれてきたものを在来種と呼んでいます。在来種は、その土地の気候や風土に適応しようと植物が独自に変化し、そこだけの滋味深い味に育っていきます。一方で、開花・結実・完熟がバラバラ。機械で一様に収穫することができません。そのため、作り手が減少し、とても希少になっています。

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